中瓶は、いくらが正解なのか?

小瓶2本、もしくは大瓶1本。

昼食時のビールはこうありたい。

だけど中瓶が一番多く置かれている国で暮らしているから、中瓶を頼むことが多い。な何かを食べながらだから2本は多い。だけど1本だとちょっと足りない。

悩ましい思いをいつもしながら結局2本頼んでおなかパンパンで店を出ることになる。来月で51歳、そんに食べられません。

 

それはそうと、中瓶の金額はいくらが正解なのだろうか?

地方都市に住む私が一番目撃するのは500円ー600円の間。とはいえ、これも税込みと米別だと全然違う。それで、あれ、こんなに高かったっけって会計のとき思うことがよくある小市民なわたしく。だったら、最初から税のことも考えていればいいのだけれど、そこはそれ。目に見えたものしか理解できない単細胞。

 

たまに650円とか700円って店に出会うと、おいおいおいとツッコミそうになるけれど、よく考えれば瓶ビールっていうのはシェア出来るんだ。その場合だとひとり300-350円、うーん、これじゃ夜の営業時間だけの店じゃ利益が出ない。たくさんの料理を仕込んで用意し、適正価格で販売している店なら尚更、飲んでもらってなんぼだもんな。

 

コーヒー一杯の値段もかなりの幅がある。

100円で飲めるファーストフード店もあれば、1000円を超えるラウンジもある。コーヒー豆もそう。ブラジルって言ってもかなりのふり幅がある。これにはいろんな理由があるし、それぞれ納得している人たちとの取引でそれらは保たれている。

 

そう、この世に正解はないのだ。

いや、違う、人の数だけ正解があるのだ。

いや、いや、違う。

今の私は600円の中瓶を高いと思わないけれど、20歳の私は勘弁してよーって言ってたはず、自分の中にもたくさんの正解がある。

って、ことはないと同じ、だね、あれ、違う?

 

価格決めは商売するとき一番悩む。コーヒー豆屋になったときなんとなく付けた価格は後から考えると大正解だった(偶然です)。今は今度販売するTシャツの価格で悩んでる。ぼられたって思われるのはイヤだし、あまりに安価だと不安を与えるだろうし。

いやー価格って難しい。

 

お気づきのかたもいらっしゃると思うのですが、このブログは、

自分で作ったものを販売するときと、既製品を販売するときを同列で語っている。

詐欺師の手口ですね、はい。

中瓶はどこで飲んでも同じもの(温度管理とか鮮度とか器とか違うっていうのはわかってます、念のため)。そういうものは市場価格より少し安めに設定すると、それだけでこの店って良心的だなって思ったりするのが人情。

中瓶が450円だったらうれしい。

これなら税込みでも495円、500円でおつりがある(しかも5円で御縁)。

400円なら店がちょっと無理してるような気がする。

450円なら2本飲んでも1000円以内(しつこい)

 

よって、中瓶の正解は450円です。

って、ただの庶民の願望だ(笑